審判名 | 牧田 | 牧田はまだキャリアの短い審判ですが、その実力は確かです。 近年のガバガバストライクゾーンの風潮に毒されていない時点で十分に評価の対象になります。 以前のセリーグ的なゾーンに近いでしょうが、牧田は頭の垂れた球もストライクと判定します。 したがってゾーンはやや下に広いですが、ベイスターズの投手陣には非常にありがたいものでした。 もちろん檻金子の直球もたゆまずに判定していますので、やや若手投手に優しく平均以上の審判だといっていい。 球審としてのゲーム運営には特に欠点も見あたりませんでした。 |
日付 | 5月28日 | |
対戦 | 横浜-檻牛(2-1) | |
球場 | 横浜スタジアム | |
審判安定度 | ★★★★☆ | |
ゾーン範囲 | ふつう | |
贔屓球団 | なし |
審判名 | 市川 | 市川は石山と並ぶ若手審判のホープだと思います。どちらもキャリアは短いですが、近頃は1軍で働いています。 この二人にはとても注目していまして、試合も多く見ています。 事実市川の仕事は2軍時代や、1軍デビューを果たした昨年よりも、格段に進歩しています。 かつての可変ゾーンはその形を潜めています。現在は若手審判にありがちなやや広めのゾーンをしています。 しかし、今年の基準から言うならば、せいぜい「標準」でしょうか。あえて避難するべきほど極端なものではありません。 この試合で「おや?」と感じたのは2球でした。誤審といって差し支えないですが、試合につきものだと言える範囲です。 まだ実戦経験が少ないですので信頼するべきではありませんが、まず1軍平均レベルの判定能力は有しているでしょう。 |
日付 | 5月23日 | |
対戦 | 横浜-日公(1-3) | |
球場 | 札幌ドーム | |
審判安定度 | ★★★★☆ | |
ゾーン範囲 | やや広め | |
贔屓球団 | なし |
審判名 | 笠原 | 笠原は高めの球をゆるくストライクとする癖がある。 きょうも例外ではなく、両軍の投手の抜け玉をストライクとしていた。 しかし、延長戦だったにもかかわらず、試合を通じて安定した判定を下している。 やや外のゾーンが広いきらいはあるが、最近の傾向を反映したものだと考えられるだろう。 笠原が高めのボールに甘いことだけを知っていれば、審判についての文句は出ない一戦だった。 |
日付 | 5月20日 | |
対戦 | 東京-檻牛(3-6) | |
球場 | 神宮球場 | |
審判安定度 | ★★★★☆ | |
ゾーン範囲 | やや広い |
審判名 | 山路 | ストライクゾーンが状況により変化することはなかった。 すべての投手の投球を、余裕をもったゾーンで取っている。 インに突き刺さる直球や低めに制球されたものから、やや高めに抜けた変化球、逆玉まで満遍なく取る。 そのストライクゾーンは比較的広い。そのうえ他の審判ならばボール判定する球筋でもゾーンに収まっていればよい。 しかしながらその判定は公平であり両軍ともジャッジに文句をつけることはない。 統一旧時代においてちょうどよい案配をたもっている審判であるとおもう。 なお試合結果はワンサイドゲームに写るが、9回に子兎が1イニング4エラーでの大量失点をしたことを付け加える。 先発東野はあいかわらず砂遊びでした。 |
日付 | 5月15日 | |
対戦 | 子兎-子鴎(0-10) | |
球場 | ジャイアンツ球場 | |
審判安定度 | ★★★★★ | |
ゾーン範囲 | ひろい | |
贔屓球団 | なし |
審判名 | 飯塚 | 飯塚は元パリーグ所属審判。普段は栄村クラスの可変式審判としてその名を知らしめている。 しかし今日は終始ストライクゾーンを安定させていた。 下は打者の膝ラインいっぱいまでをストライクとする。膝下はボール判定とした。 外角はボールがベース上に乗っていればストライク。最近の審判陣では一等せまいと言える。 高めは捕手の肩やや上まで比較的とる。また外角低めはとらないが、同程度の外角高めはストライクにする。 コースいっぱいを狙うホールトンはギリギリのところでボール連発した。ただしゾーンは一定していた。 |
日付 | 5月9日 | |
対戦 | 巨人-横浜(8-5) | |
球場 | 東京ドーム | |
審判安定度 | ★★★★☆ | |
ゾーン範囲 | やや狭い | |
贔屓球団 | なし |
審判名 | 佐々木 |
ここでの審判安定度は3だが、これは9回のジャンパ発動で安定度を下げたため。平常時には非常な安定を誇る。 佐々木はセリーグの審判である。ゾーンも正統的なセリーグのものを踏襲しています。 後述するものを除けば、まるで誤審がない。佐々木は非常に高い判断能力を有している。 くわえて両軍ともに積極的に振っていったため、きわどいゾーンの判定も少ない日であった。 ただし、加賀による遅延行為の後にはベイスターズへのストライクゾーンをロコツに狭めた。 9回には3時間半ルールを利用した引き分け持ち込みがベイスターズによっておこなわれた。 すると佐々木は膝上外角ベース上のスライダーをボール判定するなどジャンパぶりを発揮した。 |
日付 | 5月8日 | |
対戦 | 巨人-横浜(7-7) | |
球場 | 宇都宮 | |
審判安定度 | ★★★☆☆ | |
ゾーン範囲 | ふつう | |
贔屓球団 | 巨人? |